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うひょー、ガイスターでは結局オイラの圧勝だったっぴょー。またひとつドイツゲームマスターに近づいたっぴょー |
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…一度くらい勝ったからっていい気になってるんじゃないわよこのスカポンタン。 |
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うぴょー |
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今回のゲームは「6ニムト!(ゼクスニムト)」
定番人気のカードゲームよ。これでグゥの音も出ないくらい叩きのめしてあげるから覚悟しなさい! |
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ぜくすにむと?
ゼクスニムト …って、なんだか巨大ロボットアニメっぽい響きだぴょー! |
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まぁ「ろくにむと」とか「シックスニムト」とか、呼びやすい名前で構わないわ。104までの数字と牛が書かれたカードを使って、最終的に点数を競うゲームよ。 |
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フム。二人から10人まで多人数で楽しめるゲームとしてオススメじゃな。ワシも失業してヒマだったころはよく仲間とプレイしていたもんじゃ。今でも失業してるからよくやってるけど。 |
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…ところで「ニムト」って、なに? |
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英語に直訳の単語だと "takes"
取る、という意味ね。 |
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…?
牛を6個取るゲーム? |
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愚鈍なタカシにしてはいい指摘ね。
手札を場に出していって、ルールに沿って5列目まで配置。6列目のカードを出しちゃった人は全部のカードを失点として引き取る、というゲームよ。 |
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まずは場に山札から4枚のカードを配置するのじゃ。そして10枚の手札から1枚カードを選んで一斉にオープン。数字の小さい順に、場の4枚のカードの横に置いていく。その際、数字は順に大きくなるように配置するのだぞ。 |
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じゃぁ実際にやってみましょう。
カードは牛が書かれていて、特定のカードには牛の数が多かったりするわ。
このゲームは牛を多く集めちゃうと負けだから。 |
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うひょー
なんだか根拠は無いけど、アヤには勝てそうなヨカーン。 |
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ハッ。
このゼクスニムト娘。と呼ばれた桜小路アヤに挑もうとは、100万年早いわね! 返り討ちにしてあげるわ!! |
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んー。「娘。」とかってパクリくさー。
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うひょー
で、最初に配置された4枚のカードに対して、いっせいに出したカードを数字の小さい順から一番小さいカードの横に並べていく…と |
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列が5列になるまでは普通に配置していけばいいわ。
ところが6列目ってのは存在できないの。6枚目にあたるカードを出した人は、その横列全てのカードを回収して失点となるの。最後に出したカードは新たに列の先頭になるわけ。 |
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つまり、いかにして出したカードが6枚目にならないようにするか、ということを考えながら手札を出していくわけね。6枚目まで行かなくても、場のカードより小さいカードを出したら横列のカードを回収して失点となるから、意図して早めに被害を最小にする策も重要よ。 |
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失点をゼロにするより、最小限に抑える、という戦略は重要じゃな。
ちなみに人数が増えれば増えるほど意外性が高くなって展開が読みにくくなるのじゃ。逆に少数の人数でやった場合は、読み合いで戦略性が高くなるのう。 |
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…そうこう言っているうちに気がつけば、
あぁぁぁぁっ!
なんで牛が私のトコばかりにッ!! |
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ちなみにこのゲームでは牛に「愚か者」といった意味合いがあったりするよん。「10、20、30…」などのキリ番や、「11、22…」などのゾロ目、5の倍数なんかは、通常の手札よりマイナスが大きいから要注意じゃ。ちなみに最悪なのは「55」でマイナス7点。 |
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あぁぁぁぁっ!
ひとりで牧場経営状態!! キリ番から55まで揃ってるぅ!
牛がっ、牛がぁッッ!! |
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うひょー
うしー
うーしむーすめー |
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……くぅぅぅッッ!!!!
よりにもよって初プレイの、それも馬鹿タカシに負けるとはッ!!
な、な、な、何かの間違いよ! もう一度勝負しなさい!! |
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と、まぁ手軽で分かりやすいルールの上、戦略性も意外性も高いので万人向けのカードゲームとしてオススメじゃ。
人によっては妙に牛に好かれるのか、負けが偏ったりする星の下に生まれちゃってる人もいたりするけど、基本的には意外性に富んでいて初心者でもいきなり楽しめるぞい。子供から大人まで万人にオススメ、倦怠期のカップルには特にオススメと赤ひげ先生も言っておる。
……すまん、ちょっとウソ。 |
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…だったら!
次は 『サンファン』で勝負よッ!!
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【次回は再びガイスター】 |
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