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うひょー、ドイツゲーに詳しくなってモニカちゃんのハートをゲットするぜ〜
で、ドイツゲーって、何？ |
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…ドイツゲームの深淵を理解しない愚民の分際のくせに、よく大口叩けるわね。貴方には人生ゲームあたりがお似合いよ。 |
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うひょー、人生ゲームってドイツ語版もあるのかぴょーっ |
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…はぁ。
まぁいいわ。まずはドイツゲームの手始めに「ガイスター」あたりから教えてあげるから、耳の穴かっ穿じってよく聞きなさい。 |
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あ、このゲームは単純に見えるけど、とても読み合いが面白いのよ。私もよくお兄ちゃんとやってるわ。 |
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フム。多人数ではなく1対1で手軽に楽しめるゲームとしてオススメじゃな。ワシも失業してヒマだったころはよく仲間とプレイしていたもんじゃ。今でも失業してるからよくやってるけど。 |
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…ええっと、
チェスとかに近い感覚といえば分かりやすいわね。もっと手軽で、それでいて深い読み合いが要求されるわ。馬鹿タカシにできるかしら？ |
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このゲームは1対1で戦う頭脳ゲームよ。順番に自分のゴーストを前後左右4方向に1マスずつ動かして、相手のゴーストに重ねればそのゴーストを取ることが出来る。将棋やチェスみたいな感じね。
ゴーストは2種類。悪いゴーストと良いゴーストがいるわ。前から見た目は同じだけれど、後ろには赤と青の印があるの。青い方が良いゴーストね。相手からは、どれが良いゴーストかは分からないわけ。
プレーヤーの良いゴーストが4個全部取られたら負け。反対に、相手の悪いゴーストを4個取ってしまっても負け。
あと、4隅のコマには脱出口になっていて、相手側の両隅から、良いゴーストを1個でも脱出させてしまえば勝ち。
相手の反応や行動を読んで、どのオバケが良いのか、悪いのかを考えながら進めるのがポイントね。
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6×6のマス目に手駒は4個×2種類のみ。このシンプルさが深い読み合いとなるのじゃ。相手の顔色を伺いながら駆け引きが楽しめるのじゃよ。
ちなみに、1982年のドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされた名作じゃ。 |
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うひょー、さっそくやってみるぜー。
…アヤが先手ね。 |
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ハッ。
このガイスターマスターと呼ばれた桜小路アヤに挑もうとは、100万年早いわね! 返り討ちにしてあげるわ!! |
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みんな、ローマ字読みして「ゲイスターマスター」とか呼んじゃダメだぞ。
…ところでマスターって英語じゃから、マイスターとかじゃなかろうか？ |
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うひょー、お化けゲット! |
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ふふふっ! 馬鹿ねッ!! その赤印のお化けは「悪いお化け」
ただ闇雲にお化けを取ってればいいって訳じゃないわこのスカポンタン。
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くッ!! |
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今度は私がお化けをいただく番ね!
身の程をわきまえて私の前にひれ伏すがいいわッ!
…あ |
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あー、悪いお化け、引いちゃいましたね。 |
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あー、引いちゃったねー。
敵の「良いお化け」を取りつづけるだけではなく、効率的に相手陣地の隅っこから逃げ出すことで勝負が決まることも多いのじゃよ。 |
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くうぅぅっ!
まだまだこれからですわッ!! |
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そういえば昔、「カゲスター」って特撮ヒーローがいたのう。
…って誰も知らないか。スマン関係なかった。 |
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よく分からないけど、特撮ならドイツでもガメラはありましたよ。
お兄ちゃんが好きで、よく一緒に見させられました。
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うひょー、なんだか順調に良いお化けゲット!
そんでもって、脱出!! あ、勝っちゃったぴょー。
…もしかして、アヤ。…弱いんじゃない？ |
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……くぅぅぅッッ!!!!
よりにもよって初プレイの、それも馬鹿タカシに負けるとはッ!!
な、な、な、何かの間違いよ! もう一度勝負しなさい!! |
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と、まぁ1プレイの時間が短い上、常習性も高いので対戦ツールとしてオススメじゃ。相手の反応を見て楽しめるゲームなので、友人、兄弟はもとより、コミュニケーション不足の親子、マンネリ気味のカップルなどにも絶大な効果があると国連総会でも報告されておる。
……すまん、ちょっとウソ。 |
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…だったら!
次は 『6ニムト』で勝負よッ!!
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次は【6ニムト】で勝負! |
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